2015年3月26日木曜日

【読了】Mark Twain, The Adventures of Tom Sawyer (LS Level1)

やさしい英語の本、通算101冊目!は、

IBCパブリッシング・ラダーシリーズの
レベル1(1,000語レベル)の4冊目として、

アメリカの小説家
マーク・トウェイン(1835.11-1910.4)の
小説『トム・ソーヤーの冒険』を読みました。

著者40歳の時(1876.6)にイギリスで刊行された作品です。
※アメリカ版は同年12月。


Mark Twain
The adventures of Tom Sawyer

Retold by David Thayne
〔Ladder Series Level1〕
IBC パブリッシング、2005年8月
17,540語


これまで『トム・ソーヤーの冒険』は、

2011年9月に
 マクミラン・リーダーズのレベル2
 (600語レベル 計8,200語)、

2012年7月に
 ペンギン・リーダーズのレベル1
 (300語レベル 計4,003語)、

2013年4月に
 オックスフォード・ブックワームズのステージ1
 (400語レベル 計5,825語)

を読んできたので、
4冊目のトムソーヤということになります。


今回は1,000語レベル(計17,540語)ですので、
これまでで一番読み応えがありました。

原著に近い33章構成で(原著は35章)、
翻訳で読んできたのに一番近い内容でした。

中学レベルの英文法で、
一文一文が短くまとめられていたので、
意外に読みやすかったです。


翻訳は、
土屋京子(つちやきょうこ)訳で読み終えて以来、
再読していなかったのですが、


土屋京子訳
『トム・ソーヤーの冒険』
(光文社古典新訳文庫、2012年6月)

ほぼ同時期に出版された
柴田元幸(しばたもとゆき)訳のおもしろさに気がついて、
最近読み始めたところです。


柴田元幸訳
『トム・ソーヤーの冒険』
(新潮文庫、2012年7月)


土屋訳が、
正統的な品の良い日本語に訳されているとすれば、

柴田訳は、
トウェインの毒気まで含んだ荒々しさのある
リズムの良い日本語に訳されており、

トウェイン本来の姿を伝えているのは
柴田訳のほうではないかしらと思い始めました。

柴田訳は、
若干とっつきにくいところもあるのですが、
はまると癖になりそうです。


※通算101冊目。計798,267語。

※Wikipediaの「マーク・トウェイン」を参照。

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