2014年9月25日木曜日

【読了】Alex Raynham , Leonardo da Vinci (OBW Stage2)

やさしい英語の本、通算85冊目、
Oxford Bookworms のStage2(700語レベル)の18冊目は、

英語学習者向けに
やさしい英語の本を書き下ろされている
アレックス・レインナム氏による

ルネサンス期イタリアの芸術家
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452.4-1519.5)の評伝を読みました。

※著者アレックス・レインナム氏について、
 出身国、生年等少し調べた範囲では不明でした。
 わかり次第書き足していきます。


Alex Raynham
Leonardo da Vinci

〔Oxford Bookworms Stage2〕
This simplified edition (c) Oxford University Press 2013
7,033語


レオナルド・ダ・ヴィンチについて、

これまで、
それほど特別な興味は持たなかったので、
一体どんな一生を送った人なのかは知らないままでした。

画家としてだけではない、
多方面にわたるレオナルドの足跡を、
バランスよくコンパクトに記述してあり、

レオナルドの足跡について
もう少し詳しく知りたいと思いました。


後世に名を残すことになったのは、
当時からの名声も絶大なものがあったようですが、

生前に書き綴った膨大な量の「手稿」が、
弟子フランチェスコ・メルティに相続され、
良い状態で伝えられていることも大きいように感じました。

完璧を求めるあまり、
未完成のまま放り出した作品も多かったそうなので、

没後すぐに「手稿」が焼失でもしていたら、
わからないことだらけの伝説上の偉人的な存在になっていたかもしれません。


  ***

レオナルドについては、
調べてみると選択に困るくらいたくさん本が出ています。


そういえばかなり前から、
手元に田中英道(たなかひでみち)氏による伝記的研究

田中英道著
『レオナルド・ダ・ヴィンチ ―芸術と生涯』
(講談社学術文庫、平成4年2月)
 ※初出は新潮社、昭和53年〔単行本〕。

を持っていたことを思い出しました。

ただこれは
どちらかというと研究者向けなので、

一般(私)向けの1冊として、イラスト豊富な
杉全美帆子(すぎまたみほこ)氏によるものを手に入れてみました。

杉全美帆子著
『イラストで読む レオナルド・ダ・ヴィンチ』
(河出書房新社、平成24年9月)

本文だけでなく自らイラストも描かれていています。

学者さんではありませんが、
イタリアに留学し「国立美術学院アカデミア・フィレンツェ校」
を卒業しているそうです。

この学校がどんな位置づけなのか良く知らないのですが、
本格的な内容を誰にもわかりやすく伝えることに心配りされているようです。

まずはこのあたりから、
少しずつレオナルドに近づいてみたいと思います。


※通算85冊目。計652,552語。

※Wikipediaの「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を参照。

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