2013年12月24日火曜日

【読了】Edith Nesbit, The Railway Children (PR Level2)

やさしい英語の本、通算60冊目、
Penguin Readers の Level2の14冊目は、

イギリスの小説家
イーディス・ネズビット(1858.8-1924.5)が執筆した
小説『鉄道きょうだい』(若草の祈り)を読みました。

ネズビット48歳の時(1906年)に出版された作品です。



Edith Nesbit
The Railway Children

Retold by Karen Holmes
(Penguin Readers Level2)
First published by Penguin Books Ltd 1999
This edition published 2008
4,890語


ちょうど全訳を読み終えていたこともありますが、

そうそうこんなあら筋だったなと、
数日であっさり読み終えることができました。

イギリスに蒸気機関車が走っていた時代の、
子供たちと鉄道とをめぐる心温まるお話です。

とある事情によって、
父親としばらく離れ離れにならなければなれなかった
母親ときょうだい3人(姉弟妹)の田舎暮らしが描かれています。

読んでいて、
ほのぼのと暖かい気持ちにさせられる作品です。


   ***

本書は昭和46年(1971)12月に
『若草の祈り』という邦題で日本公開された映画の原作で、

同年10月に岡本浜江氏の翻訳で、
角川文庫から出版されていますが、
現在は絶版のようです。

2年前(2011.12)に、
中村妙子(なかむらたえこ)氏による新訳が出版されており、
丁寧なつくりの表装とともに、オススメの1冊です。



イーディス・ネズビット著
中村妙子 訳
『鉄道きょうだい』
(教文館、平成23年12月)


※通算60冊目。計473,007語。

※Wikipedia の「イーディス・ネズビット」を参照。

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