2013年3月11日月曜日

【読了】Gaston Leroux, The Phantom of the Ppera (OBW1)

やさしい英語の本、通算41冊目、
Oxford Bookworms Stage1の6冊目、

フランスの作家
ガストン・ルルー(1868.5-1927.4)の
小説『オペラ座の怪人』を読みました。

41歳(1909)のときに発表された作品です。


Gaston Leroux
The Phantom of the Opera

Retold by Jennifer Bassett
(Oxford Bookworms Stage1)
2008年刊(6,230語)

本冊は、
原作をかなり大胆に書き換えているからか、

編者ジェニファー・バセットの名のみあげ、

原作者ガストン・ルルーの名は、
巻末でバセットの略歴を記す中にみえるだけでした。


確かに、
一昨年の11月にやさしい英語で読んだ、
Macmillan Readers の Beginner Lever
の版とも部分的に違っていましたが、

Oxford Bookworms のほうが、
筋を追いやすくわかりやすかったです。


原著の翻訳は、



 長島良三 訳(角川文庫、平成12年2月)
 日影丈吉 訳(ハヤカワ・ミステリ文庫、平成元年5月)
 三輪秀彦 訳(創元推理文庫、昭和62年1月)

の3種があり、
このうち長島氏のを持っていますが、
わりと重厚な感じがして、まだ読んでいません。


やさしく書きなおした版として、

 村松定史 訳
 (集英社みらい文庫、平成23年12月
  初出は集英社〔子どものための世界文学の森〕平成8年7月)

 マクラン 文/岡部史 訳
 (金の星社〔フォア文庫〕平成17年3月)

がありますが、大人が読むには簡単すぎるようです。


むしろ映画を観ようかな、
と思って Wikipedia で調べてみると、

1916年に初めて映画化されて以来、

テレビCMなどで記憶に残る
2004年版まで、すでに9回も映画化されているそうです。

どれでも良いので、
近々DVDを探して観てみようと思います。



※41冊目。計332,759語

※Wikipediaの「ガストン・ルルー」「オペラ座の怪人」を参照。


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