2013年1月26日土曜日

【読了】ユゴー著 『レ・ミゼラブル(一)』(佐藤朔訳)

フランスの小説家
ヴィクトル・ユゴー(1802.2-1885.5)の
長編小説『レ・ミゼラブル』を全訳で読み始めました。

43歳のとき(1845年)から17年かけて執筆され、
60歳のとき(1862年)に出版された作品です。


 ヴィクトル・ユゴー著/佐藤朔 訳
『レ・ミゼラブル(一)』
(新潮文庫、昭和42年5月。改版、平成24年11月)

 ※第一部 ファンチーヌ
   第一章 正しい人(6頁)
   第二章 転落(112頁)
   第三章 一八一七年に(217頁)
   第四章 委託は譲渡となることがある(274頁)
   第五章 堕落(299頁)
   第六章 ジャベール(376頁)
   第七章 シャンマチウ事件(400頁)
   第八章 反撃(532頁)

先月に、塚原亮一氏が1冊に編訳された
講談社青い鳥文庫本を読み終えたばかりだったので、
しばらく読むつもりはありませんでした。

しかし佐藤朔氏が全訳された新潮文庫本が、
寺坂耕一氏の印象的な表紙に装いを新たにし、
活字も大きくして再販されましたので、
手にとって少し読んでみました。


すると他のどの全訳よりもテンポが良く、
スラスラ読み進められることがわかりましたので、
そのまま一気に、まず1冊目を読み終えました。


フランス語の原文をどのくらい尊重してあるのか、
私にはとても判断できませんんが、

文章のリズムによく気を配ってあって、
日本語の小説として、違和感なく楽しむことができました。


作品の内容も、1冊本で
あらすじが頭に入っていたからかもしれませんが、

間延びすることもなく、
むしろかゆいところに手が届く感じで、

どんどん先へ先へと展開が気になって、
久しぶりに小説を読む醍醐味を味わえました。


これだけ読ませる小説の書き手だったとは、
もっと若いころに知っておきたかったなあと、
心から思いました。

人が生きることについて、
そのむつかしさ、やるせなさ、不運をかかえながら、
どう前向きに生きるのか、

いろいろと深く考えさせられる小説です。


週末に、第2巻を買いに行きましょう。


※Wikipediaの「ヴィクトル・ユーゴー」「レ・ミゼラブル」を参照。

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