2013年12月30日月曜日

【読了】ボーム著(宮坂宏美 訳)『完訳 オズの魔法使い』〔平成23年〕

アメリカ合衆国の作家
ライマン・フランク・ボーム(1856.5-1919.5)の
小説『オズの魔法使い』を読みました。

44歳の時(1900)に出版された作品です。


ライマン・フランク・ボーム著
宮坂宏美(みやさかひろみ)訳
『完訳 オズの魔法使い』
(復刊ドットコム〔オズの魔法使いシリーズ1〕平成23年10月)


『オズの魔法使い』は、

昨年(2012)の9月に初めて、
オックスフォード・ブックワームズの1冊として、

やさしい英語で読んでみて面白かったので、
邦訳でも読もうと思っておりました。


14巻も続くオズ・シリーズすべてを
個人で完訳された佐藤高子氏の翻訳も、
今なお現役でそれなりに読みやすいのですが、


佐藤高子訳
『オズの魔法使い』
(ハヤカワ文庫、昭和49年11月)


平成23年10月から、

宮坂宏美(みやさかひろみ)、
ないとうふみこ、
田中亜希子(たなかあきこ)の3氏によって、

オズ・シリーズの長編14巻に、
短編集1巻を加えた計15巻からなる
〔オズの魔法使いシリーズ〕が刊行中なので、

そちらを読んでみることにしました。


これが大正解でした。

どこも翻訳調でない、
誰にでも良くわかる現在の日本語で訳されてあり、

心地良い日本語のリズムに乗って、
スイスイと読み通すことができました。

想像以上の面白さで、
へんてこりんなオズの世界を心から楽しむことができました。

『不思議の国のアリス』をもっとわかりやすくした感じかな、
とふと思い立ちました。


個人訳ではないので、
全巻このレベルで訳されているかは多少心配ですが、

これはぜひ、
続きも読んでみなければと思った次第です。


※Wikipediaの「ライマン・フランク・ボーム」

2013年12月28日土曜日

【読了】吉川英治 著『宮本武蔵(八)』〔新潮文庫〕

吉川英治(明治25年〔1892〕8月~昭和37年〔1962〕9月)が、
43歳の時(昭和12年〔1935〕)から4年かけて執筆した
小説『宮本武蔵』の第8巻を読み終えました。

今年の2月から読み始めていますので、
毎月1冊くらいのペースで、10ヶ月ほどで読み終わったことになります。


吉川英治 著
『宮本武蔵(八)』
〔新潮文庫、平成25年9月〕

 ※全編の初出は
  『朝日新聞』昭和10年(1935)8月23日から
   昭和14年(1939)7月11日まで。

最終巻に入ると、
これまで広げてあった筋書きが、
終結に向かって一つずつ解決していく様子が読み取れて、

あとは最後まで、
一気に読み終えることができました。

読み終わるまでは、
宮本武蔵が亡くなるまでのことが描かれていると思っていたので、

佐々木小次郎との戦いまでで
話がプツリと途切れてしまうのは、
若干意外な感じもありましたが、

もともと史実としての
「宮本武蔵」像にこだわった小説ではないので、
ちょうど良い加減の幕切れのようにも思いました。

また晩年の作である『五輪書』に一切言及されていなかったのも意外でしたが、

40代前半の吉川氏にとって、
晩年の武蔵がたどりついた境地とはまだ一定の距離があったのかもしれません。


全体を読んで感じるのは、

天才的といえる
吉川英治の文章の冴えです。

とてもわかりやすいのですが、
日本人としての心に訴えかけてくる、
独特の雰囲気のある文章で、

このレベルの文章は、
どうあがいても私には書けないな、
としきりに感心しながら読み進めていました。

読後に爽快な印象を残す小説で、
40代前半のうちに一度読んでおけて良かったです。


新潮文庫版の吉川英治、次は年明けに、
長編『新・平家物語』が出るようなので、そちらもまた読んでいこうと思います。


※Wikipediaの「宮本武蔵(小説)」「宮本武蔵」を参照。

【読了】Jane Austen, Persuasion (PR Level2)

やさしい英語の本、通算61冊目、
Penguin Readers の Level2の15冊目は、

イギリスの小説家
ジェーン・オースティン(1775.12-1817.7)の
小説『説得』を読みました。

41歳で亡くなったオースティンの遺作であり、

没後間もなくの1817年12月に、
処女作でありながら出版されて来なかった
小説『ノーサンガー・アビー』と合本で出版されました。


Jane Austen
Persuasion

Retold by Derek Strange
(Penguin Readers Level2)
This adaptation first published by Penguin Books Ltd 1991
This edition first published 2008
6,575語


『ノーサンガー・アビー』に続いて、
これが2冊目のオースティンになります。
1週間ほどで、あっさりと読み通すことができました。


『ノーサンガー・アビー』は、
マクミラン・リーダーズのレベル2であら筋を読んだ時には、
何でもない恋愛小説のどこが良いのかピンと来なかったのですが、

最近、中野康司訳(ちくま文庫)で全編を読んでみて、
オースティン独特の軽さのある恋愛小説に開眼したところです。

オースティンはあら筋だけでは良さがわかりにくいようです。


今回の『説得』も、
やさしい英語であら筋を読んだだけでは、
遺作だけあってそれなりに作り込まれているものの、
オーソドックスな恋愛小説の一つに思えました。

でもこれであら筋は押さえられましたので、

続いて全訳に取りかかろうと、
中野康司(なかのこうじ)訳を手に入れてあります。



ジェイン・オースティン著
中野康司訳
『説得』
(ちくま文庫、平成20年11月)

こちらもまた、意外に面白い!
と思いなおせると良いです。



※通算61冊目。計490,233語。

※Wikipedia の「ジェーン・オースティン」「説得(小説)」を参照。

2013年12月24日火曜日

【読了】Edith Nesbit, The Railway Children (PR Level2)

やさしい英語の本、通算60冊目、
Penguin Readers の Level2の14冊目は、

イギリスの小説家
イーディス・ネズビット(1858.8-1924.5)が執筆した
小説『鉄道きょうだい』(若草の祈り)を読みました。

ネズビット48歳の時(1906年)に出版された作品です。



Edith Nesbit
The Railway Children

Retold by Karen Holmes
(Penguin Readers Level2)
First published by Penguin Books Ltd 1999
This edition published 2008
4,890語


ちょうど全訳を読み終えていたこともありますが、

そうそうこんなあら筋だったなと、
数日であっさり読み終えることができました。

イギリスに蒸気機関車が走っていた時代の、
子供たちと鉄道とをめぐる心温まるお話です。

とある事情によって、
父親としばらく離れ離れにならなければなれなかった
母親ときょうだい3人(姉弟妹)の田舎暮らしが描かれています。

読んでいて、
ほのぼのと暖かい気持ちにさせられる作品です。


   ***

本書は昭和46年(1971)12月に
『若草の祈り』という邦題で日本公開された映画の原作で、

同年10月に岡本浜江氏の翻訳で、
角川文庫から出版されていますが、
現在は絶版のようです。

2年前(2011.12)に、
中村妙子(なかむらたえこ)氏による新訳が出版されており、
丁寧なつくりの表装とともに、オススメの1冊です。



イーディス・ネズビット著
中村妙子 訳
『鉄道きょうだい』
(教文館、平成23年12月)


※通算60冊目。計473,007語。

※Wikipedia の「イーディス・ネズビット」を参照。

2013年12月19日木曜日

【読了】オースティン著(中野康司 訳)『ノーサンガー・アビー』〔ちくま文庫、平成21年〕

イギリスの小説家
ジェイン・オースティン(1775.12-1817.7)の
小説『ノーサンガー・アビー』を読みました。

22-23歳の頃(1798-99)に執筆され、
27歳の時(1803)に出版されるはずだったのが中止になり、

40歳の時(1816)に再度出版に向けて準備していたものの、
実現しないまま翌年7月にオースティンが亡くなったため、

亡くなる直前に完成された小説『説得』と一緒に、
1817年12月に出版された作品です。


ジェイン・オースティン著
中野康司 訳
『ノーサンガー・アビー』
(ちくま文庫、平成21年9月)

恋愛小説というと、
ふつうはやや重めのものを連想しがちですが、

オースティンが冗談好き、
おしゃべり好きの明るい人柄だったのか、

軽めのタッチで、
多分にユーモアを含みつつ描かれた恋愛小説です。

この時代に、
これだけ軽妙洒脱な明るい小説が書かれていたことを知って驚きました。


女性同士のおしゃべりを、
横からながめているような雰囲気で、

それほど深刻にならずに、
明るい気持ちで全編楽しむことができました。

後から処女作ということを聞くと、
確かに多少、構成面で甘く感じられるところもあったのですが、

軽めに楽しめる恋愛小説として、
個人的には十分満足しました。


中野氏の訳文は、
とてもよくこなれており、
ふつうの現代小説を読むように、
すらすら読み進めることができました。

中野氏は全6作ある長編をすべて翻訳されていますので、
ぜひ他の作品にも挑戦していこうと思います。


※Wikipediaの「ジェーン・オースティン」「ノーサンガー僧院」を参照。

2013年12月18日水曜日

【読了】ネズビット著(中村妙子 訳)『鉄道きょうだい』〔教文館、平成23年〕

イギリスの小説家
イーディス・ネズビット(1858.8-1924.5)が執筆した
小説『鉄道きょうだい』(若草の祈り)を読みました。

ネズビット48歳の時(1906年)に出版された作品です。


イーディス・ネズビット著
中村妙子(なかむらたえこ)訳
『鉄道きょうだい』
〔教文館、平成23年11月〕


本書については何も知らなかったのですが、
ペンギン・リーダーズの目録をながめていた時に、
『The Railway Children』の書名が気になり調べてみたところ、

昭和46年(1971)12月に
『若草の祈り』という邦題で公開された映画の原作で、

同年10月に岡本浜江氏の翻訳で、
角川文庫から出版されていることもわかりました。

こちらは平成3年(1991)頃まで再版されていたようですが、
今は古本でしか手に入りません。


古本で手に入れようか迷っていた時に、
中村妙子(なかむらたえこ)氏による新訳が
『鉄道きょうだい』の邦題で出ていることを知り、
早速手に入れて読んでみました。


父が突然姿を消したのち、
母とともに田舎で過ごすことになった
3人きょうだい(姉弟妹)によって繰り広げられる
さまざまな生活模様が描かれています。

住まいの近くに鉄道の駅があって、
鉄道に関わる人びととの心温まる交流なども描かれており、
当時のイギリスの鉄道の様子が知られるのは興味深かったです。

父親が姿を消したのは
政治的な理由がからんで来るのですが、

物語の中では、
父親がいない、という現実にのみ向き合って、
ネズビットの政治的な主義主張が絡んでくることはないので、

ハッピーエンドの結末とともに、
楽しんで読める児童文学の名作の一つだと思いました。


中村妙子氏の翻訳もよくこなれており、
丁寧な表装とともに、よい一冊と出会えました。


※Wikipediaの「イーディス・ネズビット」を参照。

【読了】谷崎潤一郎著『細雪(上)』〔新潮文庫〕

谷崎潤一郎
(明治19年〔1886〕7月-昭和40年〔1965〕7月)の
小説『細雪(ささめゆき)』の上巻を読みました。

57歳の秋(昭和17年〔1942〕10月頃)から、
62歳の春(昭和23年〔1948〕5月)にかけて執筆された小説です。


谷崎潤一郎著
『細雪(上)』
(新潮文庫、昭和30年10月)
 ※平成23年3月改版。

谷崎潤一郎は、
近々「谷崎源氏」を読もうと思っているのですが、

その前に谷崎本人の作品で、
面白そうなものはないかなと思って探しているうちに、
『細雪』に出会いました。

中公文庫と新潮文庫から出ていますが、最近、
新潮文庫のほうが改版され、活字が大きくなりましたので、
読んでみることにしました。


まずは上巻を読んでみると、

昭和10年代の関西を舞台とした
上流社会に生きる4人姉妹のお話で、

恋愛小説というほどに、
色々なことが起きるわけでもないのですが、

なぜか先へ先へと読ませる力のある文章で、

関西弁には馴染みがないはずが、
古き良き時代の日本を懐かしむ感じがして、

独特の魅力を味わうことができました。


私の父や母が生まれた頃の出来事なので、
別世界というほどの距離は感じずに、

むしろ読んでいて懐かしい感じがして、

現代小説を読むのと何も変わりなく、
楽しい時間を過ごすことができました。


胸躍らせる恋愛や、
起伏に富んだ冒険が展開されるわけでもなく、

日常が語られていくだけなのに、
なぜか面白い。

恐らく20、30代の私に、
この物語の面白さはわからなかったと思いますので、

それだけ年を重ねたということなのでしょう。


※Wikipediaの「谷崎潤一郎」「細雪」を参照。

2013年12月14日土曜日

【読了】Nathaniel Hawthorne, The Scarlet Letter (PR Level2)

やさしい英語の本、通算59冊目、
Penguin Readers の Level2の13冊目は、

アメリカ合衆国の小説家
ナサニエル・ホーソーン(1804.7-1864.5)が執筆した
小説『緋文字(ひもんじ)』を読みました。

ホーソーン45歳の時(1850.3)に出版された作品です。


Nathaniel Hawthorne
The Scarlet Letter

Retold by Chris Rice
(Penguin Readers Level2)
First published by Penguin Books 2000
This edition published 2008
7,411語


『緋文字』という作品は、
これまで全く知らなかたのですが、
ペンギン・リーダーズのホームページを見て気になって、
購入してみました。


まずは翻訳をと思い、


ホーソーン著/小川高義(おがわたかよし)訳
『緋文字』〔光文社古典新訳文庫、平成25年2月〕

を手に取ってみました。

読みやすい訳文だと思うのですが、
延々と80頁も続く

「税関―『緋文字』序」

のつまらなさにうんざりし、

肝心の本文に入ってからも
言いまわしにまどろっこしい所があって、
それほど惹き込まれることもなかったので、
読むのをやめてしまいました。

結局初めから、
やさしい英語で読んでみることになりましたが、

わずか7000語にまとめてありますので、
どこも滞ることはなく、すらすら読み通すことができました。

ざっとあらすじを知ってみると、
悲劇を含んだ一種の恋愛小説として、
興味深い内容の作品であることがわかりました。

ただし、
キリスト教的な考え方を背景としているので、
深いところは完訳でじっくり向き合わないと
わからないようにも感じました。


恐らく、
古典的な格調高さを多少残した訳文のほうが
内容的に似合っているような気がしましたので、
もう少し時間を置いてから、


ホーソーン著/八木敏雄(やぎとしお)訳
『完訳 緋文字』〔岩波文庫、平成4年12月〕

に挑戦しようと思っています。



※通算59冊目。計468,117語。

※Wikipedia の「ナサニエル・ホーソーン」「緋文字」を参照。

2013年12月13日金曜日

【読了】塩野七生著『ローマ人の物語18 悪名高き皇帝たち [二]』

読み進めている塩野七生氏の『ローマ人の物語』、
第18巻を読み終えました。


塩野七生著
『ローマ人の物語18 悪名高き皇帝たち[二]』
(新潮文庫、平成17年9月)

 ※初出の単行本は第Ⅶ巻、新潮社、平成10年9月。

  第1部 皇帝ティベリウス(承前)
  (在位、紀元14年9月17日~37年3月16日)

  第2部 皇帝カリグラ ―本名 ガイウス・カエサル ―
  (在位、紀元37年3月18日~41年1月24日)


文庫本第18巻には、
第2代皇帝ティベリウス(BC42-AD37 在位AD14-37)
が亡くなるまでと、

あとを継いだ
第3代皇帝カリグラ(AD12-41 在位AD37-41)
が若くして暗殺されるまでを収録してあります。


西洋史を多少ひもとけば知っていて当然の人物なのでしょうが、

不勉強ゆえ、
ティベリウスについても、
カリグラについても初めて読みました。

このあたりの歴史について何も知識がないものが読んでも、

不思議と引き寄せられる塩野氏の文章力で、
楽しみながらまた1冊読み終わっていました。


優れた特質をそなえた支配者が、
カエサル→アウグストゥス→ティベリウス
と3代続いた後、

それほどの能力をもたない人物が
若くして皇帝となった場合、何が起きるのか。


読んでいてもどかしい気持ちになりましたが、

そもそも類まれな資質をもった人物が、
3代続けて国の支配者となること自体、
めったにないことなのだ、と理解すべきなのでしょう。

ローマでさえ、
いつも優れた指導者に導かれていたわけではないことを
知るのも大切なことなだと思いました。


※Wikipediaの「ティベリウス」「カリグラ」を参照。

2013年11月30日土曜日

【読了】Victor Hugo, Les Misérables (OBW Stage1)

やさしい英語の本、通算58冊目、
Oxfprd Bookworms の Stage1の14冊目は、

フランスの小説家
ヴィクトル・ユーゴー(1802.2-1885.5)が執筆した
小説『レ・ミゼラブル』を読みました。



Victor Hugo
Les Misérables

Retold by Jennifer Bassett
(Oxford Bookworms Stage1)
(C) Oxford University Press 2012
First published 2012
7,302語

『レ・ミゼラブル』は、
佐藤朔(さとうさく)訳の新潮文庫で、
全訳を読み終えたところですが、

改めてやさしい英語版でも読んでみました。


重要なあらすじは押さえつつ、
やさしい英語でわかりやすくまとめてありますので、

高1くらいの英語力があれば、
ふつうに読了できると思います。

初『レ・ミゼラブル』だった場合、
これだけで感動するかは微妙なところがありますが、
どんなお話かはよくわかると思います。


完訳では、日本語の文章として歯切れの良い
佐藤朔(さとうさく)訳〔新潮文庫〕がオススメです。

1冊本では、
塚原亮一(つかはらりょういち)編訳〔講談社青い鳥文庫〕
手短によくまとまっていて手っ取り早く楽しめますが、
もと5冊のを圧縮し過ぎている感もあります。

まだ読んでいませんが、次に読む時は、2冊本の
豊島与志雄(とよしまよしお)編訳〔岩波少年文庫〕
挑戦しようと思っています。


※通算58冊目。計471,357語。

※Wikipedia の「ヴィクトル・ユーゴー」「レ・ミゼラブル」を参照。

【読了】吉川英治 著『宮本武蔵(七)』〔新潮文庫〕

吉川英治(明治25年〔1892〕8月~昭和37年〔1962〕9月)が、
43歳の時(昭和12年〔1935〕)から4年かけて執筆した
小説『宮本武蔵』の第7巻を読み終えました。

第6巻の読了からふた月ほどかかりました。


吉川英治 著
『宮本武蔵(七)』
〔新潮文庫、平成25年8月〕

 ※全編の初出は
  『朝日新聞』昭和10年(1935)8月23日から
   昭和14年(1939)7月11日まで。

全8巻なので、
あと1冊を残すのみとなったわけですが、

話しの内容も、
何となく終わりを意識して、
話題の回収に向かっているように感じられました。


手に汗握るほどではないのですが、
間延びするでもなく、それなりに楽しみながら、
1巻読み終えておりました。

ここからどのように終結に向かうのか興味深いです。


全体を読んで来て、
吉川英治が40代半ばに至るまでの心の葛藤が、
作品に反映されているようにも感じられるので、

40を過ぎたばかりの私には、
ちょうど等身大の作品として共感できるところが多くあるようです。

それではあと1冊、
じっくり楽しみたいと思います。


※Wikipediaの「宮本武蔵(小説)」を参照。

2013年11月27日水曜日

【読了】Tim Vicary, Titanic (OBW Stage1)

やさしい英語の本、通算57冊目、
Oxfprd Bookworms の Stage1の13冊目は、

イギリスの作家
ティム・ヴィカリー(1949-)が執筆したノンフィクション
『タイタニック(Titanic)』
を読みました。


Tim Vicary
Titanic

(Oxford Bookworms Stage1)
(C) Oxford University Press 2009
First published 2009
5,529語

日本で映画『タイタニック』が公開されたのは
平成9年(1997)12月のことです。

映画館で数回観た記憶がありますので、
タイタニック号の沈没については、
今でも強く印象に残っております。

ただし映画以外に、
タイタニック号について調べることはなかったので、
いつ起こったどんな事故だったのかは余り知らないままでした。

本書は、
1912年4月に北太平洋上で起きた
豪華客船タイタニック号の沈没について、
事故の経緯をやさしい英語でわかりやすく整理してあります。

記憶に残る映像を思い出しながら、
興味深く読み進めることができました。

事故の推移を簡潔に、
わかりやすい英語でまとめてありますので、
すぐに読み終えることができました。


タイタニック号の沈没については
色々な著作が出ていますが、

何も読んで来なかったので、
とりあえず1冊、


ダニエル・アレン・バトラー著
大地舜 訳
『不沈 タイタニック 悲劇までの全記録』
(実業之日本社、平成10年12月)

というのを購入してみました。

450頁もある大著ですので、
今後時間があるときに読んでみたいと思います。


  ***

筆写のティム・ヴィカリー氏は1949年、ロンドン生まれ。

イギリスのヨーク大学(University of York)にある
ノルウェー研究センター(Norwegian Study Centre)で、
大学教員を勤めながら作家活動を展開されている方です。

大人向けの本格的な小説のほか、
隣国ノルウェーからの留学生を受け入れるための施設で、
留学生向けにやさしく書き下ろした英語の本を出版されているようです。


※通算57冊目。計453,404語。

※Wikipedia の「タイタニック(客船)」「タイタニック(1997年の映画)」を参照。

2013年11月21日木曜日

【読了】オールコット著〔掛川恭子訳〕『続・若草物語』(講談社文庫)

アメリカの女性作家
ルイーザ・メイ・オルコット(1832.11-1888.3)の
『続・若草物語 Good Wives(良い妻たち)』を読みました。

『若草物語 Little Women(小さな女性たち)』出版の7ヶ月後(1869.5→1868.10)、
オルコット36歳の時に出版された作品です。

続・若草物語 (講談社文庫)

ルイーザ・メイ・オールコット著
掛川恭子(かけがわやすこ)訳
『続 若草物語』
(講談社文庫、平成7年6月)

今年の2月に正編を読み終わってから、
すぐに続編にとりかかるつもりだったのですが、
さすがに少し飽きが来て、しばらくお休みしていました。

前の印象が薄れて再び読み始めたら、
大体ひと月くらいで読み終わりました。


四人姉妹それぞれがそれぞれに成長し、
恋愛し、結婚していくお話で、

哀しい別れも織り交ぜられて、
個人的には前作以上に興味深く読み進めることができました。


ここまで来ると、
ぜひ第3・4編も読んでおきたいと思うのですが、

惜しむらくは、
掛川恭子氏の訳は続編までしか出ていないので、
他の訳者のを選ばなければなりません。


訳が多少堅めですが、
全4編を完訳されている吉田勝江訳(角川文庫)と、

冗長な部分を少し切りつめているようですが、
読みやすさを重視した講談社青い鳥文庫

 中山知子訳(第1編)
 谷口由美子訳(第2-4編)

この2つの選択肢になります。

急いでいないので両方読んでもいいかもしれません。

読了次第、また報告します。

2013年11月20日水曜日

【読了】Tim Vicary, Multiny on the Bounty (OBW Stage1)

やさしい英語の本、通算56冊目、
Oxfprd Bookworms の Stage1の12冊目は、

イギリスの作家
ティム・ヴィカリー(1949-)が執筆した歴史小説
『バウンティ号の叛乱(Mutiny on the Bounty)』
を読みました。



Tim Vicary
Mutiny on the Bounty

(Oxford Bookworms Stage1)
This edition (C) Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms 1994
5,825語


「バウンティ号の反乱」については、
これまで全く知りませんでした。

 18世紀末に、
 イギリス海軍のバウンティ号で起こった
 艦長に対する反乱事件

と言ってしまえば簡単ですが、

バウンティ号が
タヒチ島から西インド諸島へと
パンノキを運ぶ任務を果たす途中での反乱であり、

追放されたブライ艦長以下13名が、
小さな救命艇で41日かけて無事に生きのびたこと、

鎮圧に向かったバンドラ号によって
反乱者の大部分は逮捕され、イギリスで軍法会議にかけられたこと、

反乱の首謀者クリスチャンたちは、
ピトケアン諸島に逃げ延びていたことが
20年近くたってから確認されたこと、

などなど、

実に興味をそそられる内容で、
より詳しく知りたくなりました。


調べてみると、
何度も映画化されていて、
イギリスでは有名な事件のようです。

事件に取材した本も、
少し調べてみるだけで以下の邦訳が見つかりました。


ブライアン・フリーマントル著
新庄哲夫 訳
『バウンティ号の叛乱』
(原書房、平成8年2月)


ベンクト・ダニエルソン著
山崎昂一 訳
『帆船バウンティ号の反乱』
(朝日新聞社、昭和57年9月)


リチャード・ホフ著
金田真澄 訳
『バウンティ号の叛乱』
(フジ出版社、昭和50年)


チャールズ・ノードホフ
ジェームズ・ノーマン・ホール著
白石佑光 訳
『バウンティ号の反乱』
(新潮文庫、昭和38年)


チャールズ・ノードホフ
ジェームズ・ノーマン・ホール著
由良君美 訳
『戦艦バウンティ号の反乱』
(角川文庫、昭和38年)


高柳春之助 訳
『ノードホフ=ホール選集〈第2・3〉バウンティ号の叛乱〈上・下〉』
(岡倉書房、昭和25年8月)


この中から、近々1冊選んで読んでみようと思っています。


  ***

筆者のティム・ヴィカリー氏は1949年、ロンドン生まれ。

イギリスのヨーク大学(University of York)にある
ノルウェー研究センター(Norwegian Study Centre)で、
大学教員を勤めながら作家活動を展開されている方です。

大人向けの本格的な小説のほか、
隣国ノルウェーからの留学生を受け入れるための施設で、
留学生向けにやさしく書き下ろした英語の本を出版されているようです。



※通算56冊目。計458,526語。

※Wikipedia の「バウンティ号の反乱」を参照。

2013年11月19日火曜日

【読了】スティーヴンソン著〔坂井晴彦訳〕『さらわれたデービッド』(福音館書店)

スコットランド生まれの小説家
ロバート・ルイス・スティーヴンソン(1850.11-1894.12)の
歴史冒険小説『さらわれたデービッド』を読みました。

スティーヴンソン35歳の時(1886.7)に出版された作品です。


ロバート・ルイス・スティーヴンソン著
坂井晴彦(さかいはるひこ)訳
『さらわれたデービッド』
(福音館書店、昭和47年4月)


本書は、
[グレートブリテン・アイルランド国王]ジョージ2世(在位1727-1760)の治世下、
1746年にスコットランドで起きた

ジャコバイトによるグレートブリテン王国に対する最後の組織的抵抗」

であったカロデンの戦いを踏まえつつ、

それから5年後(1751年)の、
スコットランドを舞台に繰り広げられた歴史冒険小説です。

歴史的な背景を知らなくても
十分に楽しめるように書かれていますが、
気になったので少しだけ調べてみました。


  ***

ジャコバイトとは、

1688年の名誉革命でフランスに追放された

ステュアート朝の
[イングランド・アイルランド王]ジェームズ2世
兼[スコットランド王]ジェームズ7世

とその直系男子を、
正統な国王としてその復位を支持する勢力です。

ジャコバイトの王位請求者は、

 ジェームズ2世/7世
 ジェームズ3世/8世(ジェームズ2世/7世の次男)
 チャールズ3世(ジェームズ3世/8世の長男)
 ヘンリー9世/ヘンリー(ジェームズ3世/8世の次男)
 ………

と続いて行きます。


復位に向けた大きな動きとして、
1715年の反乱 と1745年の反乱
の二つの武力蜂起があったものの失敗に終わりました。

1745年の反乱の最後に位置するのが
カロデンの戦い(1746)であり、

この戦いで、
ジェームズ3世/8世が敗北したことによって、

ジャコバイトの王位請求者が、
国王に復位する可能性は完全に絶たれたそうです。


ステュアート朝が、
スコットランドを起源としていたこともあって、
ジャコバイトのおもな支持基盤は、スコットランドにありました

スティーヴンソンはスコットランド生まれなので、

この小説もどちらかと言えば、
ジャコバイトを擁護する立場から描かれています。

ただしスティーヴソンが生まれたのは、
ジャコバイトの敗北が決定的になって百年後のことなので、

それほど熱烈に、
ジャコバイトを支持する立場が、
表明されているわけではありませんでした。


  ***

さて、名誉革命(1688)から、
1745年の反乱でジャコバイトの動きが一段落するまでの、

国王の正統な継承の流れも確認しておきましょう。


名誉革命(1688)の結果、
ジェームズ2世/7世がフランスに亡命し、

ジェームズ2世/7世の長女 メアリー2世と、
彼女の夫のオランダ総督 ウィリアム3世が、

[イングランド・スコットランド・アイルランド女王]メアリー2世と、
[イングランド・スコットランド・アイルランド王]ウィリアム3世として、
夫婦で共同統治を行いました。


1694年にメアリー2世(在位:1689-1694)、
1702年にウィリアム3世(在位:1689-1702)が亡くなると、

ジェームズ2世/7世の次女 アンが、
[イングランド・スコットランド・アイルランド女王]アンとして
即位しました(在位:1702-1707)。

 1707年にイングランドとスコットランドが合同し、
 グレートブリテン王国が成立したため、

 その後は
 [グレートブリテン・アイルランド女王]アンとして
 統治しました(在位:1707-1714)。


1714年にアン女王が亡くなると、
跡継ぎがいなかったことから ステュアート朝 は途絶え、

ハノーファー選帝侯ゲオルク・ルートヴィヒが、
[グレートブリテン・アイルランド国王]ジョージ1世として即位し、
ハノーヴァー朝 がはじまりました(在位 1714-1727)。

1727年にジョージ1世が亡くなると、彼の息子が
[グレートブリテン・アイルランド国王]ジョージ2世
(兼[ハノーファー選帝侯]ゲオルク2世アウグスト)として
即位しました(在位 1727-1760)。


こうした一連の流れとは別に、
反政府的な立場からジャコバイトの動きがあったわけですが、

ジョージ2世の治世下、
1745年の反乱における
カロデンの戦い(1746)において、
ジャコバイトの敗北が決定的になりました。


  ***

このあたりの歴史は詳しくないので、
中途半端な勉強ではまとめるのが難しいです。

今は取り敢えずこれくらいにして、
いずれまた整理しなおします。


物語としては別に、
このような歴史的な流れを知らなくても、
十分に楽しめるようになっていますが、

歴史的な背景を調べてみると、
より味わいが増してくるようにも思われます。

『宝島』と比べると若干の取っ付きにくさはありますが、
繰り返し読むに足る魅力にあふれた作品だと思いました。


  ***

翻訳は、現役で手に入るのは、
坂井晴彦(さかいはるひこ)氏のが唯一なはずですが、
よくこなれた日本語で、とても読みやすかったです。

かつて、

大場正史 訳
『誘拐されて』
(角川文庫、昭和28年)

も出ていたようですが、古書で高値のため未見です。


なおスティーブンソンには、
1745年の反乱 を題材とした
『さらわれたデービッド』のほかにも、

1715年の反乱 を題材とした
『バラントレーの若殿』という作品もあるそうなので、
近々読んでみたいと思っています。


海保眞夫訳
『バラントレーの若殿』
(岩波文庫、平成8年4月)


※Wikipedia の「ジャコバイト」「ウィリアマイト戦争」「カロデンの戦い」「ジャコバイト王位継承者の一覧」「ジェームズ・フランシス・エドワード・ステュアート」「チャールズ・エドワード・ステュアート」を参照。

2013年11月15日金曜日

【読了】スティーブンソン著〔海保眞夫訳〕『ジーキル博士とハイド氏』(岩波少年文庫)

スコットランド生まれの小説家
ロバート・ルイス・スティーヴンソン(1850.11-1894.12)の
小説『ジーキル博士とハイド氏』を読みました。

スティーヴンソン35歳の時(1886.1)に出版された作品です。


スティーヴンソン著
海保眞夫(かいほまさお)訳
『ジーキル博士とハイド氏』
(岩波少年文庫、平成14年1月)


『ジーキル博士とハイド氏』は、

1年半ほど前に偶然、
Mavmillan Readers の Level3で読んだのが、
初めての出会いでした。

この1冊だけだと、
あまり好きな作品ではなかったのですが、

『宝島』と同じ作者が書いたとは思えない、
独特の内容に興味がわきました。

それから日本語でも読んでみようと、
いくつか翻訳を手に取ってみたのですが、

心理描写に優れたところがある分、
こなれた日本語に訳すのは難しいようで、
意外に読みにくいものが多かったです。

そうした中で、
海保眞夫(かいほまさお)訳の岩波少年文庫本は、

よくこなれた訳文で、
『宝島』を読んだ時と同じ感覚で、
先へ先へと読み進めることができました。

海保氏はこの7年前に、
岩波文庫からも同書の翻訳を出版されており、

そちらを下地にして、
改めて訳し直したのが岩波少年文庫の新訳ということになります。


海保眞夫訳
『ジーキル博士とハイド氏』
(岩波文庫、平成6年11月)

岩波文庫の旧訳も悪くはありませんが、
新訳と比べると、大人向けであることを考慮に入れても、
多少の堅さがあるように思われました。


むしろ少し前の訳ではありますが、
大谷利彦(おおたにとしひこ)訳の角川文庫は、
大人向けのよくこなれた訳文になっていたので、
次はこちらを読んでみようと思っています。



大谷利彦訳
『ジーキル博士とハイド氏』
(角川文庫、昭和38年3月)


『ジーキル博士とハイド氏』も、
日本語訳でじっくり読んでみると、

登場人物の心理描写に優れているところや、
場面展開の間合いの取り方など、

スティーヴンソンの作品であることが実感できるようになって来ました。

調べてみると、
『宝島』や『ジーキル博士とハイド氏』のほかにも、
スティーヴンソンの作品はいくつか翻訳されているようなので、
他の作品も読んでみようと思います。

2013年11月4日月曜日

【読了】Tim Vicary, The Coldest Place on Earth (OBW Stage1)

やさしい英語の本、通算55冊目、
Oxfprd Bookworms の Stage1の11冊目は、

イギリスの作家
ティム・ヴィカリー(1949-)が執筆したノンフィクション
『地球上で最も寒い場所(The Coldest Place on Earth)』
を読みました。


Tim Vicary
The Coldest Place on Earth

(Oxford Bookworms Stage1)
This edition (C) Oxford University Press 2008
First published in Oxford Bookworms 1992
5,500語

イギリスの探検家
ロバート・スコット(1868.6-1912.3)が、
1910年6月から1912年3月にかけて実施した
テラ・ノヴァ号による南極探検を、

ノルウェーの探検家
ロアルド・アムンゼン(1872.7-1928.6)が、
1910年8月から1912年1月にかけて実施した
フラム号による南極探検と対比させながら、

やさしい英語で手短にまとめられています。


1911年12月14日
アムンゼン隊4名が人類史上初めて南極点に到達し、
翌1月25日に全員無事に帰還したのに対して、

1912年1月17日
スコット隊5名は二番手として南極点に到達後、
帰途の途中に遭難し、3月29日までに5名全員が死亡した。


胸が苦しくなる失敗の記録ですが、

編者ヴィカリー氏の主観は交えずに、
事実を淡々と述べながら、スコット隊の失敗の要因を、
読者に考えさせるよう編集してあるのに感心しました。


スコット隊の悲劇について知ったのは、子供の頃、

スコット記/白柳美彦訳・編
「白い大陸南極へ」(『世界の名作図書館〈48〉』講談社、昭和44年8月)

を読んだのが初めでした。

その頃は、
努力の結果が失敗に終わるのを理不尽に感じ、
それほど繰り返し読んだ記憶はないのですが、

1着でなかった上に全員死亡するという
インパクトのある結末に強い印象を受けました。


  ***

ロバート・スコット本人の記録として、

中田修 訳
『南極探検日誌(極地探検三大古典①)』
(ドルフィンプレス、昭和61年12月)

がありますが、絶版かつ高価なため未見です。

スコット南極探検隊に参加した
アプスレイ・チェリー・ガラード氏による

加納一郎 訳
『世界最悪の旅―悲運のスコット南極探検隊』
(朝日文庫、平成5年1月)
 ※抄出版が、中公文庫(平成14年12月)で再刊。

が文庫で手に入るので、購入してみます。


また、ロアルド・アムンゼン(ローアル・アムンセン)本人の記録として、

中田修 訳
『南極点』
(朝日文庫、平成6年4月)
 ※初出は、
 『南極点(極地探検三大古典②)』
 (ドルフィンプレス、平成2年8月)

谷口善也 訳
『南極点征服』
(中公文庫BIBLIO、平成14年12月)
 ※『南極点』の抄出版。

があります。

そしてこれらの著書の訳者である
中田修氏によるスコットの評伝


中田修 著
『南極のスコット』
(清水書院 Century Books - 人と思想、平成10年1月)

も出ているので読んでみようと思います。



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筆者のティム・ヴィカリー氏は1949年、ロンドン生まれ。

イギリスのヨーク大学(University of York)にある
ノルウェー研究センター(Norwegian Study Centre)で、
大学教員を勤めながら作家活動を展開されている方です。

大人向けの本格的な小説のほか、
隣国ノルウェーからの留学生を受け入れるための施設で、
留学生向けにやさしく書き下ろした英語の本を出版されているようです。



※通算55冊目。計452,701語。

※Wikipedia の「ロバート・スコット」「ロアール・アムンセン」を参照。