2012年7月25日水曜日

【読了】Jules Verne, Twenty Thousand Leagues Under the Sea (PR Level 1)

やさしい英語の本、通算25冊目、
Penguin Readers のLevel 1から1冊目、

フランスの小説家
ジュール・ヴェルヌ(1828生 1905没)による
SF冒険小説の古典『海底二万里』(1870)を読みました。


Jules Verne
Twenty Thousand Leagues Under the Sea

Retold by Fiona Beddall
(Penguin Readers Level1)
(4,402語)


小学生の頃に、
途中まで読んだ記憶があるので、

書名はよく知っていましたが、
話の内容はほとんど忘れておりました。

4000字ではさすがに
手短にすぎる感もありますが、

物語の大まかなあらすじを辿るのには手ごろな長さで、
そういえばこんな話だったなと、

それなりに楽しむことができました。


冒険小説は好きな方ですが、
ある程度、現実味のある話の方が好みに合うようで、

あからさまに空想の世界へと入り込んでいく
SF小説は、それほど読んで来なかったように思います。


でも改めて興味がわいて来ましたので、
どのような翻訳が出ているか調べてみました。

 朝比奈美和子 訳(上下2巻。岩波文庫、平成19年8・9月)
 私市保彦 訳(上下2巻。岩波少年文庫、平成17年8月)
 加藤まさし 訳(講談社青い鳥文庫、平成12年4月)※書名「海底2万マイル」
 大友徳明 訳(上中下3巻。偕成社文庫、平成11年10月)
 江口清 訳(集英社文庫、改訂新版、平成21年4月。
         旧版は平成5年5月)

 石川湧 訳(上下2巻。岩波少年文庫、改版、平成3年7月)
 南本史 訳(ポプラ社文庫、平成元年6月)
 榊原晃三 訳(春陽堂くれよん文庫、平成元年7月)
 荒川浩充 訳(創元SF文庫、昭和52年4月)
 清水正和 訳(上下2巻。福音館文庫、平成17年5月。
          初出は福音館書店、昭和47年10月)※書名「海底二万海里」

 花輪莞爾 訳(上下2巻。角川文庫、平成21年6月。
          旧版は全1巻、昭和38年10月)※書名「海底二万海里」


抄訳でも読みやすい方が良いかと思い、
加藤まさし氏の訳本を購入しましたが、

逆にていねいに3巻本で完訳してある
大友徳明氏の訳本にもひかれています。

近々再読してみたいと思っております。


ヴェルヌの作品は、
他にも『十五少年漂流記』『神秘の島』『八十日間世界一周』など、
優れた作品がたくさんあるので、
読み直していきたいと思います。


※計25冊 計211,616語。

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