2011年6月25日土曜日

【読了】吉川英治『宮本武蔵(二)』

さてこちらも、ほぼ一ヶ月で読み終えました。

吉川英治『宮本武蔵(二)』

(講談社、吉川英治歴史時代文庫15、平成元年11月)

これが一番読みやすかったのですが、
『明治天皇』と『ローマ人の物語』を読み終わるまで、
わざとゆっくり読み進めておりました。


宮本武蔵の伝記、
といってしまうと語弊があるでしょうが、
8冊読み終えて、
宮本武蔵と一心同体になって、
宮本武蔵ってすごい!
と思って、前向きに生きて行くことができるとしたら、


それ以上、何も求めるべきなのでしょうか。


叙述されてこその歴史です。


それならば、誰しもが読みやすく、
共感をもっていただける著作として、
宮本武蔵を書き上げたことの価値は
絶大なものがある、と思うのでした。


では第3冊目に入ります。

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