2017年11月20日月曜日

パトリシア・マクラクラン著『のっぽのサラ』(1985年刊)

アメリカの作家
パトリシア・マクラクラン
(Patricia Maclachlan, 1938- )の
小説『のっぽのサラ Sarah, plain and tall
を読みました。

著者47歳の時(1985年4月)に刊行された作品です


パトリシア・マクラクラン著
金原瑞人(かねはらみずひと)訳
中村悦子(なかむらえつこ)絵
『のっぽのサラ』
(ベネッセ、1987年10月◇145頁)
 ※2003年9月に徳間書店から再刊(◇152頁)。
  中村氏の挿絵もそのままである。 


いつもの古本屋で、
金原氏の名にひかれてふと手に取りました。

まったく知らない作家でしたが、
はじめのところを数ページ読むうちに惹き込まれました。

短いのですぐに読めます。

実に良く出来たお話で、
強く感銘を受けました。


母親を亡くした家族の
日常に垣間見える寂しさに、

新しい母親を迎えるかどうかの
微妙な一時を切り出しているのですが、

ともすれば衝突あり涙ありの
深刻な物語になってしまいそうなところ、

サラの得がたいキャラクターと、
明るく温かい方へと向かう子供達の自然な心の揺れを描いて、
あったかな気持ちにさせられる物語でした。

これはぜひ、
英語のままで読んでみたいです。

調べてみると、
ほかにも翻訳が出ているようなので、
いくつか手に入れて読んでみようと思います。

2017年11月18日土曜日

オルコット著『若草物語』翻訳目録(抄)

アメリカ合衆国の作家
ルイザ・メイ・オルコット(1832年11月-1888年3月)が
35歳の時(1868年10月)に出版した『若草物語』の翻訳を集成しました。

調べてみると、
1935年に日本で映画が公開されて以降は、
翻訳の刊行が途切れることなく続いていて、
まさかこんなにあるとは思いませんでした。

取り急ぎまとめたものなので、間違いも少なくないと思います。
今後時間が出来たときに適宜修正していきます。


A. 映画『若草物語』日本公開(1934年10月)前

北田秋圃(きただしゅうほ)訳並画
『小婦人』
(彩雲閣、1906年12月◇344頁)
 ※明治39年(1906)

内山賢次(うちやまけんじ)訳
『四少女』
(春秋社〔家庭文学名著選7〕1923年8月◇556頁)
 ※大正12年(1923)

 ⇒『四少女』
  (春秋社〔春秋文庫第3部69・70〕1933年月◇*・*頁)



B. 映画『若草物語』公開(1934年10月)後
[1] 1940年まで

中村佐喜子(なかむらさきこ)訳
金子清之介(かねこせいのすけ)絵
『四人姉妹 :リトル・ウイメン物語』
(春陽堂少年文庫114、1934年11月◇300頁)

 ⇒『若草物語』
  (構成社〔世界女流名作選〕1947年11月◇282頁)

 ⇒『若草物語』
  (名曲堂、1949年11月◇292頁)

 ②中村佐喜子(なかむらさきこ)訳
 『続 若草物語』
 (名曲堂、1950年2月◇327頁)


矢田津世子(やだつせこ)訳
『若草物語』
(少女畫報社、1934年9月◇184頁)

 ⇒桜井悦(さくらいえつ)絵
  『若草物語』
  (金の星社〔名作少女小説〕1949年4月◇167頁)


松本恵子(まつもとけいこ)訳
『四人姉妹(上・下)』
(新潮文庫404・405、1939年11・12月◇1-244・245-480頁)

 ⇒『四人姉妹(上・下)』
  (大泉書店、1948年*月◇219・236頁)

 ⇒『若草ものがたり』
  (主婦之友社〔少年少女名作家庭文庫1〕1950年12月◇256頁)

 ⇒『若草物語 四人姉妹 (上・下)』
  (新潮文庫237・238、1951年9・10月◇229・220頁)
   ※1冊本で再刊(新潮文庫、1986年12月◇464頁)

 ⇒『若草物語』
  (ダヴィッド社、1958年10月◇338頁)

 ⇒「若草物語」
  (小学館〔少年少女世界の名作文学11 アメリカ編2〕1965年1月◇493頁)
   ※他に「怪傑ゾロ」「こがね虫」「盗まれた手紙」の3編を併録。

 ⇒「若草物語」
  (小学館〔少年少女世界の名作文学6 アメリカ編2-3〕1965年1月◇493頁)
   ※他に「怪傑ゾロ」「こがね虫」「盗まれた手紙」
    「トム=ソーヤーの冒険」「王子とこじき」
    「はねかえる」「リーマスおじさん」の8編を併録。

 ⇒中山正美(なかやままさみ)絵
  『若草物語』
  (ポプラ社〔アイドルブックス41〕1966年*月◇326頁)
   ※ポプラ社〔アイドルブックス29〕1971年4月再刊。


 ⇒『若草物語』
  (新潮文庫、1986年12月◇464頁)

 ②松本恵子(まつもとけいこ)訳
 『良き妻たち』
 (新潮文庫488、1943年9月◇336頁)



[2] 1941年から1950年まで

清涼言(すがりょうげん)訳
『若草物語』
(杉並書店、1941年*月◇464頁)

 ③清涼言(すがりょうげん)訳
 『全訳 小さき人々』
 (双樹社、1925年11月◇578頁)

 ⇒『小さき人々 全訳 原名・リツルメン』
  (現実処、1934年5月◇588頁)

 ⇒『愛の学園 全訳 小さき人々』
  (杉並書店、1939年*月◇588頁)

 ⇒『子供達』
  (霞ヶ関書房、1941年8月◇456頁)

 ⇒『餓鬼大将 リットル・メン 第1部』
  (霞ヶ関書房、1948年5月◇185頁)

 ⇒『リットル・メン 第1・2部』
  (霞ヶ関書房、1949年3月◇185・204頁)


水谷まさる(みずたに)訳
『若草物語』
(京屋出版社〔少年世界文学選5〕1948年6月◇217頁)


安藤一郎(あんどういちろう)訳
『四人姉妹 ―四人の姉妹』
(ヒマワリ社〔ひまわり・らいぶらり〕1948年8月◇172頁)

 ⇒油野誠一(ゆのせいいち)絵
  「若草物語」
  (東京創元社〔世界少年少女文学全集8 アメリカ編2〕1953年12月◇416頁)
   ※ほかに「こがね虫」を併録。

 ⇒長沢節(ながさわせつ)絵
  『若草物語』
  (筑摩書房〔世界の名作9〕1956年*月◇314頁)

 ⇒御正伸(みしょうしん)絵
  「若草物語」
  (河出書房〔少年少女世界の文学12〕1966年10月◇326頁)
   ※ほかに「赤毛のアン」を併録。

 ⇒松田稔(まつだみのる)絵
  『若草物語』
  (偕成社〔少年少女世界名作選10・11〕1967年7月◇224・220頁)

 ⇒こさかしげる絵
  『完訳版 若草物語(上・下)』
  (偕成社文庫、1987年2・3月◇347・344頁)

 ⇒『若草物語』
  (河出書房新社〔世界文学の玉手箱16〕1994年10月◇326頁)


寿岳しづ(じゅがく)訳
『四人の少女(第1部上・下)』
(岩波文庫、1949年5月◇218・269頁)

 ②寿岳しづ(じゅがく)訳
 『四人の少女(第2部上・下)』
 (岩波文庫、1952年3・5月◇295・210頁)


大久保康雄(おおくぼやすお)訳
『若草物語』
(三笠書房〔世界文学選書20〕1950年1月◇274頁)

 ⇒『若草物語』
  (三笠書房〔世界映画化名作全集1〕1951年*月◇274頁)

 ⇒『若草物語』
  (三笠書房〔若草文庫1〕1952年*月◇274頁)

 ⇒『若草物語』
  (河出書房〔河出文庫〕1955年4月◇379頁)

 ⇒「若草物語」
  (平凡社〔世界名作全集15〕1958年12月◇597頁)
   ※他に「クリスマス・カロル」を併録。

 ⇒『若草文庫』
  (三笠書房、1965年5月◇245頁)

 ②大久保康雄(おおくぼやすお)訳
 『続 若草物語』
 (三笠書房〔世界文学選書24〕1950年3月◇260頁)

 ⇒『続 若草物語』
  (三笠書房、1952年10月◇260頁)

 ⇒『続 若草物語』
  (三笠書房〔若草文庫2〕1953年*月◇260頁)

 ③大久保康雄(おおくぼやすお)訳
 『第三 若草物語』
 (三笠書房〔若草文庫14〕1954年7月◇303頁)


松原至大(まつばらみちとも)訳
田中良(たなかりょう)絵
『四人の少女 第1巻 わが家の巻』
 (大日本雄弁会講談社、1950年4月◇252頁)
『四人の少女 第2巻 お友達の巻』
 (大日本雄弁会講談社、1950年6月◇233頁)

 ⇒嶺田弘(みねたひろし)絵
  『若草物語』
  (講談社〔世界名作全集32〕1952年6月◇350頁)

 ②松原至大(まつばらみちとも)訳
 田中良(たなかりょう)絵
『四人の少女 第3巻 ベター・ハーフの巻』
 (大日本雄弁会講談社、1950年8月◇266頁)
『四人の少女 第4巻 人生の巻』
 (大日本雄弁会講談社、1950年10月◇240頁)


吉田勝江(よしだかつえ)訳
『若草物語:四少女(第1部)』
(角川文庫、1950年5月◇416頁)

 ⇒「若草物語」
  (講談社〔少年少女世界文学全集12 アメリカ編2〕1959年6月◇422頁)
   ※ほかに「銀のスケート」を併録する。

 ⇒「若草物語」
  (講談社〔少年少女世界名作文学全集5〕1966年9月◇422頁)
   ※ほかに「銀のスケート」を併録する。


 ⇒『若草物語』
  (角川文庫、改版、2008年11月◇468頁)

 ②吉田勝江(よしだかつえ)訳
 『若草物語:四少女(第2部)続若草物語』
 (角川文庫、1952年2月◇424頁)


 ⇒『続 若草物語』
  (角川文庫、改版、2008年11月◇486頁)

 ③吉田勝江(よしだかつえ)訳
 『第三 若草物語:プラムフィールドの子供たち』
 (角川文庫、1961年5月◇487頁)


 ⇒『第三 若草物語』
  (角川文庫、2008年12月◇493頁)

 ④吉田勝江(よしだかつえ)訳
 『第四 若草物語:ジョーの少年たち』
 (角川文庫、1963年10月◇448頁)


 ⇒『第四 若草物語』
  (角川文庫、改版、2008年12月◇455頁)


③磯野富士子(いそのふじこ)訳
『若草物語 第3部 子供の家』
(法政大学出版局〔ホーム・ライブラリー 1〕1950年12月◇312頁)
 ※1952年7月に再販。



[3] 1951年から1960年まで

小林健一(こばやしけんいち)漫画
『若草物語』
(集英社少女漫画文庫、1959年1月◇122頁)


村上一江(むらかみかずえ)訳
柴原よしえ(しばはら)絵
『若草物語』
(日本書房〔世界童話文庫73〕1953年*月◇64頁)


志村明子(しむらあきこ)訳
柴原よし江(しばはら)絵
『若草物語』
(日本書房〔学級文庫44 三・四年生〕1954年1月◇217頁)
 ※訳者のみ「加藤清美」と変更して1961年に再刊。
  出版社・シリーズ名・頁数・目次は同じままである。
 

堀寿子(ほりひさこ)訳
日向房子(ひゅうがふさこ)絵
『若草物語』
(講談社〔名作物語文庫7〕1955年*月◇235頁)

 ⇒山中冬二(やまなかふゆじ)絵
  『若草物語』
  (日本ブック・クラブ〔こども名作全集2〕1972年1月◇228頁)


村岡花子(むらおかはなこ)訳
斎藤長三(さいとうちょうぞう)絵
「若草物語」
(ポプラ社〔学年別名作ものがたり 5年生〕1957年*月◇168頁)
 ※ほかに「しあわせな王子」「人魚姫」「曲馬団のむすめ」
  「ベニスの商人」「水の国の子」を併録。

 ⇒梁川剛一(やながわごういち)絵
  『若草物語』
  (小学館〔少年少女世界名作文学全集7〕1960年7月◇317頁)

 ⇒谷俊彦(たにとしひこ)絵
  「若草物語」
  (講談社〔少年少女新世界文学全集9 アメリカ古典編2〕1963年3月◇422頁)
   ※ほかに「小公子」を併録。

 ⇒梁川剛一(やながわごういち)絵
  『若草物語』
  (小学館〔小学館名作文庫2〕1967年*月◇317頁)


宮脇紀雄(みやわきとしお)訳
渡辺郁子(わたなべいくこ)絵
『若草物語』
(黎明社〔世界名作全集〕1957年*月◇221頁)

 ⇒牧野鈴子(まきのすずこ)絵
  『若草物語』
  (ポプラ社文庫〔世界の名作文庫〕1979年10月◇214頁)


池山広(いけやまひろし)訳
遠藤てるよ(えんどうてるよ)絵
『若草物語』
(集英社〔少年少女物語文庫1〕1957年*月◇154頁)


山主敏子(やまぬしとしこ)訳
相沢光朗(あいざわみつろう)絵
『若草ものがたり』
(偕成社〔児童名作全集64〕1957年*年◇198頁)

 ⇒赤穴桂子(あかなけいこ)絵
  『新訳 若草物語』
  (文研出版〔文研児童読書館1号館3〕1969年12月◇279頁)

 ⇒『若草物語 World literature for children 』
  (金の星社、1987年7月◇318頁)

 ⇒『若草物語』
  (春陽堂書店〔くれよん文庫〕1989年5月◇296頁)


遠藤寿子(えんどうひさこ)訳
『四人の姉妹(上・下)』
(岩波少年文庫、1958年3・4月◇241・289頁)


田島準子(たじまじゅんこ)訳
田中武一郎(たなかぶいちろう)絵
『若草物語』
(東光出版社〔新選世界名作選集〕1958年*月◇400頁)


沢田光子(さわだみつこ)訳
『若草物語』
(日本書房〔小学生文庫3・4年〕1958年*月◇251頁)

 ⇒『若草物語』
  (日本書房〔学年別児童名作文庫3・4年〕1960年*月◇253頁)


伊藤佐喜雄(いとうさきお)訳
遠藤てるよ(えんどう)絵
『若草物語』
(偕成社〔世界少女名作全集14〕1959年4月◇208頁)

 ⇒『若草物語』
  (偕成社〔新編少女世界名作選1〕1989年12月◇204頁)



[4] 1961年から1970年まで

川端康成(かわばたやすなり)訳
『若草物語』
(偕成社〔少女世界文学全集12〕1961年6月◇320頁)

 ⇒『若草物語』
  (偕成社〔世界の名作文学12〕1970年7月◇320頁)


加藤清美(かとうきよみ)訳
柴原よしえ(しばはら)絵
『若草物語』
(日本書房〔学級文庫の3・4年生〕1961年*月◇217頁)
 ※1961年に「志村明子」の翻訳で刊行されたものと、
  出版社・シリーズ名・頁数・目次が同じである。


伊藤整(いとうせい)訳
武部本一郎(たけべもといちろう)絵
『若草物語』
(講談社〔少年少女世界名作全集9〕1962年6月◇310頁)


徳永寿美子(とくながすみこ)訳
玉井徳太郎(たまいとくたろう)絵
『若草物語』
(講談社〔講談社の絵本〕1963年5月◇56頁)


岡上鈴江(おかのえすずえ)訳
長谷川露二(はせがわつゆじ)絵
『若草ものがたり』
(ポプラ社〔世界名作童話全集28〕1964年*月◇158頁)


富沢有為男(とみざわういお)訳
田村耕介(たむらこうすけ)絵
『若草物語』
(偕成社〔少年少女世界の名作9〕1964年*月◇317頁)


立原えりか(たちはらえりか)訳
斎藤三郎(さいとうさぶろう)絵
『若草物語』
(講談社〔世界の名作29〕1965年11月◇178頁)

 ⇒輪島みなみ(わじまみなみ)絵
  『若草物語』
  (集英社〔母と子の名作文学1〕1966年12月◇162頁)


酒井朝彦(さかいあさひこ)訳
小坂しげる(こさかしげる)絵
『若草物語』
(講談社〔世界名作全集14〕1966年5月◇272頁)



恩地三保子(おんちみほこ)訳
『若草物語』
(旺文社文庫、1966年7月◇451頁)


中山知子(なかやまともこ)訳
吉井忠(よしいただし)絵
「若草物語」
(講談社〔世界の名作図書館16〕1967年11月◇292頁)
 ※ほかに「赤毛のアン」を併録。

 ⇒徳田秀雄(とくだひでお)絵
  『若草物語』
  (講談社青い鳥文庫、1985年7月◇267頁)

 ⇒『若草物語』
  (講談社〔少年少女世界文学館9〕1987年1月◇340頁)


 ⇒藤田香(ふじたかおり)絵
  『若草物語』
  (講談社青い鳥文庫、新装版、2009年3月◇288頁)

 ⇒川村易(かわむらおさむ)絵
  『若草物語』
  (講談社〔21世紀版 少年少女世界文学館9〕2010年12月◇340頁)


池山広(いけやまひろし)訳
遠藤てるよ(えんどうてるよ)絵
『若草物語』
(集英社〔少年少女物語文庫1〕1957年7月◇154頁)

 ⇒岩田浩昌(いわたひろまさ)絵
  『若草物語』
  (集英社〔少年少女世界の名作6〕1968年*月◇155頁)


野上彰(のがみあきら)訳
伊勢田邦彦(いせだくにひこ)絵
『若草物語』
(ポプラ社〔世界の名著13〕1968年3月◇326頁)



[5] 1971年から1980年まで

新川和江(しんかわかずえ)訳
『若草物語』
(小学館〔少年少女世界の名作13 アメリカ編3〕1972年1月◇357頁)


白木茂(しらきしげる)訳
『若草物語』
(岩崎書店〔世界少女名作全集2〕1972年11月◇207頁)

 ⇒ゆーちみえこ絵
  『若草物語』
  (岩崎書店〔世界の少女名作6〕1991年11月◇205頁)


谷口由美子(たにぐちゆみこ)訳
小林和子(こばやしかずこ)絵
『若草物語』
(集英社〔子どものための世界名作文学1〕1978年11月◇141頁)

 ⇒『若草物語』
  (集英社〔子どものための世界文学の森1〕1994年3月◇141頁)

 ②谷口由美子(たにぐちゆみこ)訳
  徳田秀雄(とくだひでお)絵
 『続・若草物語』
 (講談社青い鳥文庫、1997年8月◇269頁)


 ⇒藤田香(ふじたかおり)絵
  『若草物語2 夢のお城』
  (講談社青い鳥文庫、2010年5月◇288頁)

 ③谷口由美子(たにぐちゆみこ)訳
  徳田秀雄(とくだひでお)絵
 『若草物語 プラムフィールドの子どもたち』
 (講談社青い鳥文庫、1993年6月◇309頁)


 ⇒藤田香(ふじたかおり)絵
  『若草物語3 ジョーの魔法』
  (講談社青い鳥文庫、2011年3月◇317頁)

 ④谷口由美子(たにぐちゆみこ)訳
  徳田秀雄(とくだひでお)絵
 『若草物語 プラムフィールドの青春』
 (講談社青い鳥文庫、1995年9月◇273頁)


 ⇒藤田香(ふじたかおり)絵
  『若草物語4 それぞれの赤い糸』
  (講談社青い鳥文庫、2011年10月◇285頁)


掛川恭子(かけがわやすこ)訳
『若草物語』
(学研マーケティング、1979年10月◇432頁)

⇒『若草物語』
 (講談社文庫、1993年8月◇452頁)

 ②掛川恭子(かけがわやすこ)訳
 『続 若草物語』
 (講談社文庫、1995年6月◇487頁)



[6] 1981年から2000年まで

伊吹朝男(いぶきあさお)訳
芝美千世(しばみちよ)絵
『新 若草物語』
(日本書房〔小学文庫 小学三、四年向〕1981年5月◇236頁)


瀬川しのぶ(せがわしのぶ)訳
『若草物語』
(ぎょうせい〔少年少女世界名作全集12〕1983年3月◇195頁)

 ⇒『若草物語』
  (ぎょうせい〔新装少年少女世界名作全集12〕1995年2月◇195頁)


矢川澄子(やがわすみこ)訳
ターシャ・チューダー絵
『若草物語』
(福音館書店〔福音館古典童話シリーズ〕1985年3月◇485頁)

 ⇒『若草物語』
  (福音館書店〔福音館文庫〕2004年6月◇472頁)


蕗沢忠枝(ふきさわただえ)訳
田村セツコ(たむらせつこ)絵
『若草物語』
(ポプラ社〔こども世界名作童話2〕1987年10月◇141頁)

 ②蕗沢忠枝(ふきざわただえ)訳
 安藤由紀(あんどうゆき)絵
『続 若草物語』
(ポプラ社文庫〔世界の名作文庫〕1992年12月◇172頁)

 ③蕗沢忠枝(ふきさわただえ)訳
 安藤由紀(あんどうゆき)絵
『第三 若草物語』
(ポプラ社文庫〔世界の名作文庫〕1993年3月◇204頁)


北島洋子(きたじまようこ)漫画
『若草物語』
(小学館〔てんとう虫コミック〕1989年1月◇185頁)


植松佐知子(うえまつさちこ)訳
山内亮(やまうちあきら)絵
『若草物語』
(集英社〔少年少女世界名作の森4〕1990年1月◇222頁)

 ⇒『若草物語 四姉妹とすてきな贈り物』
  (集英社みらい文庫、2012年4月◇192頁)


とまつさなえ漫画
『若草物語』
(サンマーク出版〔サンマーク文庫コミック版〕1995年10月◇223頁)



[7] 2000年から現在まで

片岡しのぶ(かたおか)訳
『若草物語(上・下)』
(あすなろ書房〔名作再発見シリーズ〕2000年9月◇135・125頁)


小林みき(こばやしみき)訳
田村セツコ(たむらせつこ)絵
『若草物語』
(ポプラ社〔ポプラポケット文庫〕2006年6月◇182頁)


Nev(ネブ)漫画
『若草物語』
(学研教育出版〔マンガジュニア名作シリーズ〕2011年12月◇289頁)


松井里弥(まついさとみ)訳
『若草物語』
(ヴィレッジブックス、2012年3月◇422頁)


高瀬直子(たかせなおこ)漫画
『若草物語』
(小学館〔学習まんが世界名作館〕2012年11月◇160頁)



海都洋子(かいとようこ)訳
『若草物語(上・下)』
(岩波書店、2013年8月◇258・299頁)


小松原宏子(こまつばらひろこ)訳
あさま基恵(あさまきえ)絵
『若草物語 ささえあい、前向きに生きていく4人姉妹』
(学研教育出版〔10歳までに読みたい世界名作5〕2014年10月◇153頁)


ないとうふみこ訳
琴音らまる(ことねらんまる)絵
『新訳 若草物語』
(角川つばさ文庫、2015年1月◇271頁)


薫くみこ(くんくみこ)訳
こみねゆら絵
『若草物語』
(ポプラ社〔ポプラ世界名作童話13〕2016年11月◇166頁)


中川千英子(なかがわちえこ)訳
くろにゃこ漫画・絵
『若草物語』
(新星出版社〔トキメキ夢文庫〕2017年3月◇222頁)
 ※副題「12歳までに読んでおきたい新・世界の名作」



麻生九美(あそうくみ)訳
『若草物語』
(光文社古典新訳文庫、2017年10月◇572頁)

2017年11月16日木曜日

【169冊目】Louisa May Alcott, Little Women (Ladder Series Level 2)

やさしい英語の本、通算169冊目は、
元のレベルに戻って、
IBCパブリッシング・ラダーシリーズの
レベル2(1300語レベル)の7冊目として、

アメリカの作家
ルイーザ・メイ・オルコット(1832年11月- 1888年3月)の
『若草物語 Little Womenを読みました。

ルイーザ35歳の時(1868年10月)に出版された作品です。


Louisa May Alcott
Little Women

Retold by Ron Davidson

〔Ladder Series Level 2〕
IBC Publishing,Inc. 2005年8月
25,960語


2011年10月
マクミラン・リーダーズの
レベル2(600語レベル 7,092語)、

2013年1月
ペンギン・アクティブ・リーディングの
レベル1(300語レベル 3,552語)

で読んで以来、
やさしい英語で3回目の
『若草物語』となりました。


掛川恭子氏による全訳も読み終えているので、
既知のストーリーを思い出しながら、
楽しんで読み進めることができました。

やさしい英語なので、
原文はかなり圧縮されているのですが、
25,000語あるので、章立てはほぼそのまま、
原著通りにあらすじを追うことができました。


古き良き時代の
アメリカの理想的な家庭像が反映されていて、
翻訳によっては少し堅苦しく感じることもあるのですが、

少し読み進めていると、
枠からはみ出ようとするオルコットの
自由な精神が感じ取れて、
他でない面白さが味わうことができました。


  ***

翻訳は、
最新の麻生久美(あそうくみ)氏の
光文社古典新訳文庫も手に入れてみました。


麻生久美(あそうくみ)訳
『若草物語』
(光文社古典新訳文庫、2017年10月)

ふつうに読みやすい翻訳だと思いますが、
改めて掛川恭子(かけがわやすこ)訳をひっぱり出して比べてみると、
掛川訳のほうが圧倒的に読みやすい訳文でした。

読みやすさを重視する方には、
これまで通り掛川訳をお薦めします。

掛川恭子(かけがわやすこ)訳
『若草物語』
(講談社文庫、1993年8月)

ただ掛川訳は古本でしか手に入りません。
現役の翻訳で一番読みやすいのは、
中山知子(なかやまともこ)訳だと思います。


中山知子(なかやまともこ)訳
『若草物語』
(講談社青い鳥文庫、新装版、2009年3月)

原著の冗長なところを多少わかりやすく刈り込んでいるので、
完訳とはいえませんが、わかりやすさでは一番です。

原著の内容が8、9割伝われば十分と考えるなら、
中山訳で十分かもしれません。


※第169冊目。総計1,650,873語。


2017年10月27日金曜日

【168冊目】宮沢賢治『よだかの星 The Nighthawk Star 』(Ladder Series Level 1)

やさしい英語の本、通算168冊目は、
一つ前のレベルに戻って、
IBCパブリッシング・ラダーシリーズの
レベル1(1000語レベル)の10冊目として、

宮澤賢治(1896年8月-1933年9月)の
短編小説『よだかの星』を読みました。

賢治の生前は発表されず、没後間もなく編集された
『宮澤賢治全集 第三巻』(文圃堂書店、1934年10月◇507頁)
に「ぶどしぎ」の題名で収録されたのが初出です。


Kenji Miyazawa
(宮澤賢治)
The Nighthawk Star
(よだかの星)

Retold by
Stuart Varnam-Arkin
 and Yoko Toyozaki
(ステュウット A ヴァナーム-アットキン
 とよざきようこ)

〔Ladder Series Level1〕
IBC Publishing,Inc. 2005年9月
2,340語

『風の又三郎』と『銀河鉄道の夜』と
『セロ弾きのゴーシュ』に続いてもう一冊、
『よだかの星』を読みました。

もともと短編である上、
レベル1用にやさしく書き直してあるので、
あっという間に読み通せました。

『セロ弾きのゴーシュ』以上に、
シンプルでわかりやすく、悲しい物語でした。

メーセージもはっきりしているので、
4冊読んだ中では一番印象に残りました。

翻訳は偕成社文庫版を手元に置きました。
短い作品なので、絵本などでも楽しめそうです。


宮沢賢治著
『セロ弾きのゴーシュ ―宮沢賢治童話集』
(偕成社文庫、1976年7月。改訂版、1989年9月◇210頁)
 ※「どんぐりとやまねこ」「やまなし」
  「さるのこしかけ」「よだかの星」
  「虔十公園林」「祭りのばん」
  「ざしき童子のはなし」「オツベルとぞう」
  「まなづるとダァリヤ」「いちょうの実」
  「気のいい火山弾」「雨ニモマケズ」
  「セロ弾きのゴーシュ」

ここまで4冊、
宮沢賢治の英訳を読んできました。

もともと日本語の作品なので、
最初はあえて英語で読まなくてもと思いましたが、

同じ作品を違った言語でながめ直すのは、
作品の違った面を知るいい機会になりました。

これまで食わず嫌いのままでいた
宮沢賢治に親しむいい機会になりました。


※第168冊目。総計1,624,913語。

2017年10月23日月曜日

【167冊目】宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ Gorsch the Cellist 』(Ladder Series Level 1)

やさしい英語の本、通算167冊目は、
一つ前のレベルに戻って、
IBCパブリッシング・ラダーシリーズの
レベル1(1000語レベル)の9冊目として、

宮澤賢治(1896年8月-1933年9月)の
短編小説『セロ弾きのゴーシュ』を読みました。

賢治の生前は発表されず、没後間もなく編集された
『宮澤賢治全集 第三巻』(文圃堂書店、1934年10月◇507頁)
に収録されました。


Kenji Miyazawa
(宮澤賢治)
Gorsch the Cellist
(セロ弾きのゴーシュ)

Translated by
Stuart Varnam-Arkin
 and Yoko Toyozaki
(ステュウット A ヴァナーム-アットキン
 とよざきようこ)

〔Ladder Series Level1〕
IBC Publishing,Inc. 2005年8月
4,710語

『風の又三郎』と
『銀河鉄道の夜』が意外に面白かったので、
1つ前のレベルにまでさかのぼって、
宮沢賢治を読んでみることにしました。

『セロ弾きのゴーシュ』も題名だけ知って、
なぜか読まないで来た1冊でした。

先の2冊と比べて短い上、
レベル2よりやさしい英文になっているので、
原文(日本語)なしでも難なく読めましたが、
折角なので原作も一緒に読み進めました。

原作も英訳も、数日かけるまでもなく、
滞りなく読み進めることができました。

音楽と人と動物の関わりについて、
ほのぼのさせられる軽めの楽しいお話でした。

読んですぐに、
強烈な印象を与えられるわけではありませんが、
今後じわじわ効いてきそうな気がします。

さっと読めて、
賢治独特の取っ付きにくさもないので、
最初に読むべき1冊として最適かもしれません。

翻訳は偕成社文庫版を手元に置きました。



宮沢賢治著
『セロ弾きのゴーシュ ―宮沢賢治童話集』
(偕成社文庫、1976年7月。改訂版、1989年9月◇210頁)
 ※「どんぐりとやまねこ」「やまなし」
  「さるのこしかけ」「よだかの星」
  「虔十公園林」「祭りのばん」
  「ざしき童子のはなし」「オツベルとぞう」
  「まなづるとダァリヤ」「いちょうの実」
  「気のいい火山弾」「雨ニモマケズ」
  「セロ弾きのゴーシュ」


※第167冊目。総計1,622,573語。